豊洲大好き!なハウスポートの豊洲情報満載のスタッフブログです。
2014.08.30
今日、24時間テレビドラマスペシャルで『はなちゃんのみそ汁』が放映される。このドラマには原作本があって、2012年に文芸春秋より出版された。
乳癌を患う千恵さん(平成20年33歳の若さで死去)の闘病とその最中に出産した娘のはなちゃん、夫の信吾さんの生活を綴ったブログ『早寝早起き玄米生活』の書籍化作品である。
この本に数か月前、偶然に書店で出会った。パラパラと本をめくってみると、本に添えられている写真はどこか見覚えのある顔だった。
千恵さんは同じ大学の同級生だった。すぐにその本を買って読んだ。同じ教室で同じ講義も受講していたが、数えるほどしか話したことはなかったと思う。でも、笑った顔は印象に残っている。千恵さんが亡くなったことを、この本で知った。
若くして癌になり、長い闘病生活の中で、一人娘のはなちゃんに、1人でも生きられる力を身につけて欲しいと食べることの大切さを教える。食べることは生きること、食が命を作り体を作る。
同級生だからこそ余計に感情移入してしまうところもあるが、生きること、子どもに伝えなければならないことを考えさせられるとても良い本だと思う。
ぜひ、みなさんにも今日のドラマを見て頂き、そして原作本を読んで頂きたい。