豊洲大好き!なハウスポートの豊洲情報満載のスタッフブログです。
2014.08.09
豊洲という街の名前は良きにせよ悪きにせよ、とにかく新聞にテレビに雑誌にとメディアに良く取り上げられます。昨日は『東京、そこにある老い』(朝日新聞)で取りあげられていました。大半は良いことで取り上げられることが多いのですが、今回は悪いことになるのでしょうか?
急速に増える人口と世代の偏りが、約30年前の板橋区の高島平の団地にそっくりだってことなんです。
たしかに、豊洲は、DINKSや小さなお子さんがいる30代40代の方が多く、ここ10年の間に移り住んでいます。その多くは高層分譲マンションです。分譲マンションですから、豊洲を地元として長く住み続ける方も多くいると思います。そうなると、現在30代40代の方も30年たてばこの世代の方も60代70代です。
すると高島平の団地と同じようなことが起こりかねないということなのでしょう。
しかし、高島平の団地と豊洲の高層マンションは、建築物としての建物の質とマンションを取り囲む周辺の環境が大きく違います。また、立地条件としても都心への交通の便も違います。
ここ10年の間に多く建築された豊洲の分譲マンションは建築技術の向上から、団地のような40年問題はないと思いますし、豊洲には多くの企業があるだけでなく、都心へ勤務する人たちにとってもアクセスが良いですし、商業施設もあり、学校や病院も新しくできています。
ですからある程度の価格を保ちながら、中古マンションとしての売買や投資物件として賃貸に出されるなどして徐々に世代交代もされるでしょうし、豊洲で育った子ども達が豊洲を地元としてずっと住み続けることも考えられます。
もちろん、30年先の話ですから、世の中がどのように変化するのか未知の部分もありますが、豊洲を不動産屋の立場として考えてみますと、そんなふうに感じました。